そんな私が弱音をはけるわけがない。

あなたの姿が見えるだけで幸せだった。
あなたは私の後輩で、ちょっと生意気な子だったけど笑った顔があどけなくて可愛かった。
仕事で悩んで落ち込んだり、失恋して落ち込んだり。
その度にあなたは私のところにやって来た。
優良サイトの特徴とまるで子供のように私に甘えたね。
私は弟だと思う努力をしたんだよ。
あなたは気づいていなかったでしょ?
私があなたを愛していたことを。
仕事ではそこそこの実績をもち、プライベートでもクールだと評判だった私。
そんな私が心を許せるわけがない。
そんな私が弱音をはけるわけがない。
そう、フリー出会いを愛していても凛とひとりで立っていなければならなかったんだよ。
あなたは可愛い後輩として、私の隣にいつもいた。
あなたが苦しむことが苦しかった。
あなたが喜ぶことが喜びだった。
あなたが逞しい男性に成長しても、私にとってはいつまでも可愛い弟。
あなたが家庭を持って、あなたが優しいパパになっても。
私はただ、あなたを見守るでしょう。
あなたは私の身体の一部になってしまったから。
ひとりで生きて行くことを決めたんだ。
あなたを心から追い出すことが出来ないから。
どんなに寂しくても、孤独を感じてもあなたを想えば耐えられる。
そんな気持ちにあなた一生気づかないでしょう?
だって、私はキャリアウーマンのカッコいい女だから。
逞しくひとりで生きていける先輩だから。
大丈夫だよ…涙すら出ないぐらい苦しんだから。
あなたを愛したことを…どれほど後悔したか。

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